先週から中学校で実技試験を行っている。
3年生アルトリコーダーと歌唱試験。
さて、「威風堂々」をどんなふうに聞かせてくれるか?楽しみに♪
じゃんけんで順番を決め、あるクラスは女子から始まり、男子へ。
音楽の授業はなにかとお遊びになってしまいがちだ。
しかしそのお遊びもここまでくると!という・・・話し。
ある男子二人組、いつもジッとしていられず、話も聞いているんだか、歌も歌ってんだか、鉛筆を持っているところなど見たこともない。だからリコーダーも・・・「オヤ?」彼らはなんと鼻で吹いているではないか。
なぜなら、彼らはリコーダーを忘れたのだ。で、学校にある先輩たちの忘れものを借りて吹いている。
が、しかし誰が使ったか?わからないリコーダーを吹くのは抵抗があったか?
鼻で吹き始めた。それが面白かったのか?いつになく熱心。
で、実技試験も口と鼻両方で吹かせてみた。
そしたら、まあぁ〜鼻の方が良い音がするではないか?
しかし鼻の方が息もたくさん必要だし、ちゃんと吹きたかったのだろう。
いつになく練習したものだから、他の生徒より上手!
一人の子は「右鼻」の方が吹きやすい。とまで言ってた。
お遊びもなかなか・・・
これを機にリコーダーも好きになってくれるといいんだけどなぁ〜♡
と、ちょっぴり期待する私でした。
音楽の教師としては注意すべきところかもしれないが、「おもしろい!」と思うのはいけないことでしょうか?